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2009年
東京都目白区 椿山荘
ホテルの宴会場にお茶会の舞台を作った。椿山荘という事で当然ツバキ形の風船！設定としてはワビサビの極地であるはずであった。しかし思わぬところに官能の香りが漂った。
畳中央に覗き穴が空いていて覗くと万華鏡の様な模様が見えるという趣向になっているのだが、意外な収穫はこの覗きの姿態にある。
この際、女子の無防備の姿にはなかなか趣深いものがあった。
私としては、白い着物の若い女性が半横寝になりながら一途にのぞく姿が白眉であったと記憶している。