1998～1999年
神奈川県平塚市
私にとって‘記念碑’的な作品である。
ほぼ同時期に私のライフワークとなっている「裸体像Ｔシャツ計画」も始まっている。要するにこれは私の原点ということである。
このとき私は「クリスト」にあこがれていた。（今でも好きだが・）
「大きいことはいいことだ」と思っていた。 （今でもそうだが・）
作品作りに対する姿勢は今も変わっていないつもりだ。
しかし、現在、こんな作品は出来ない。なぜなら、強風が吹いたら壊れてしまってヤダなと思ってそもそも計画しないからだ・・・。と大人ぶってみたがよく考えたら全然そんなこと無い！
いつも風と対決していてたまに負ける。壊れた後になって気づく「自然の力は偉大だ」と。
作品作りに対する姿勢も変わっていないが、甘さも変わっていない。